Monday, 9 May 2011

日本のホラー映画とハリウッドのリメーク

1953年に公開された「雨月物語」という映画は小説をもとにして、ホラージャンルにとってかなり大切な映画だった。この映画は浪人と迫害された女がたくさんいたので、1960年代の江戸ゴシック映画に大きな影響を与えた。1970年代の怪談ピンク映画に恨みを持つ女の数が増えてきて、伝統的な幽霊のイメージは人気が出た。江戸ゴシックと怪談ピンク映画という二つのスタイルで四谷怪談やぼたんどうろうなどの有名な怪談が使われていた。1980のホラーは殆どスプラッター映画だった。スプラッターとは、暴力や殺害シーンが多い映画のことで、視聴者は男性が圧倒的多数だった。しかし、1980年代の後半にスプラッター映画は問題になって、このような映画を見る人は実生活で暴力犯罪を犯す恐れがあると思われるようになった。だから、1990年代に日本の映画産業は新しいスタイルを探して、もっと心理的に怖いホラー映画を作り始めた。初めはいろいろな「怖い話」のテレビ番組が公開されたが、このジャンルの一番有名な作品は「リング」という映画だ。
この心理的に怖い映画は「Jホラー」と呼ばれて、江戸ゴシックと怪談ピンク映画と同じような幽霊のイメージを使っているが、暴力の代わりにサスペンスが一番大切な要素だ。
以前の日本のホラーだけでなく、Jホラーは1990年代のアメリカのホラー映画と全く違った。そのとき、アメリカでスプラッター映画はとても人気があった。普通のアメリカのスプラッターはモンスターやストーカーがいてたくさん人々が殺される。しかし、モンスターにしろ人間にしろ、結局は負けるだろう。一方で、Jホラーは幽霊や見えないものを使って、この物の呪いなどは止まりにくい。例えば、「リング」の貞子という幽霊は呪われるビデオテープを作って、見た人は1週後死ぬ。自分の命を救う方法があるが、呪いを全く隠滅するのは無理だ。この呪いそのものは本当のホラーだと私は思う。

「The Ring」は2002年に公開されて、Jホラーのリメークの最小だった。「The Ring」は作るのに4千万ドルかかったが、興行収入で2億ドルを設けた。
この映画は最も成功したホラー映画・成功したリメークの一つだといわれている。というのは、公開のとき欧米の視聴者にとって、「The Ring」はとても新しいスタイルだったのではないだろうか。
「The Ring」の話の筋は「リング」と大体同じだったが、日本の代わりにアメリカを舞台にして、俳優はみんなアメリカ人だった。「リング」と比べて、リメークは特殊撮影が多くてもっとはっきりした筋の説明があった。「The Ring」のあと、日本のホラー映画をリメークするのは大変人気になった。この日本の映画はアジアで大ヒットしたので、リメークの成功と利益が保証された。

しかし、日本の映画とリメークのどちらの方が怖いの?勿論、人によって意見が違うが、私は60人の意見を調査することにした。半分は日本人で、半分は欧米人だった。
調査に日本の映画とリメークの写真があって、回答者は一番怖い映画を選んだ。映画の選択は「リング」、「回路」、「呪怨」、「ほの暗い水の底から」と「着信アリ」という5つの有名なホラー映画、そしてこの映画のそれぞれのリメークだった。
全体的には、日本人は日本の映画の方が怖いと思ったことがわかる。すべての映画で日本人の回答者の50%以上は日本の映画を選んだ。いろいろな理由が挙げられたが、一位は「特殊撮影があまりないから」だった。化粧にしろCGIにしろ、リメークは特殊撮影が多くて怖くないということだ。二位は「日本の映画の方が心理的だから」だった。見えないものとサスペンスを通じて、多くのことが想像に任せられるということだ。三位は「日本の映画の画像の方が強いから」だった。一方で、リメークを選んだ欧米人が多かった。この主な理由は「リメークの特殊撮影のほうがいいから」だった。二位は「リメークの幽霊の方が怖いから」、三位は「無気味なシーンが多いから」だった。

次、「日本のホラー映画がリメークされるのはなぜか」と60人に聞いた。
30人は「日本の概念などが分かりにくい」という理由を挙げた。日本のホラーは民話、伝統的な信念や死生の概念が多いが、欧米でこのような概念の意味が失われる可能性がある。
10人は「日本の映画は説明があまりないので、分かりにくい」という理由を挙げた。例えば、「ほの暗い水の底から」という映画で、幽霊が本当に存在するのははっきりしないが、欧米人は説明が好きで、もっと論理的な映画が欲しい。
9人は「欧米人は特殊撮影が好きだ」と思って、そして6人は「欧米人は字幕が嫌いだ」という理由を挙げた。

このような結果を見ると、日本の視聴者と欧米の視聴者の好みが全然違う。日本のホラー映画で曖昧さが多くて、特殊撮影を使わないのはいいことだと思われるのに、アメリカで他のスタイルが怖い。新しい視聴者の好みに合わせるために多くのことが変えられる。

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